講師プロフィール

爽風音楽室

主宰　佐野 美和

作陽短期大学音楽科（ピアノ専攻）卒業。

ピアノコード奏法講師養成・実践型プログラム第１期生終了

※Felice music school

https://musicsalon.biz/

愛媛・徳島・香川３県走り回り300人以上指導。
中学校の音楽非常勤講師、音楽教室ピアノ講師、某私立幼稚園音楽講師を経て独立。私立幼稚園にて24年間ピアノ指導を行う。

豊浜町、観音寺市、三豊市、四国中央市エリエールスポーツクラブ、にてリトミック・ピアノ講師として活動しております。

幼少期

3歳の頃、山本リンダの歌に合わせて振り付けをしながら歌うのが大好きで、近所で披露しては喜ばれていました。

「ごはんを食べて帰りなさい」と言われ、ほとんどの家でご飯を食べて帰る子どもでした。

幼稚園に入園すると、先生が怖くて行きたくないと駄々をこね、門で強制的に連れて行かれることもありました。

絵を描くときにはすべて黒いクレヨンを使って描いてしまい、母が呼び出されることもありました。年長になって優しい担任の先生が現れると、毎日がバラ色だったことを覚えています。

6歳の頃、家でオルガンを弾いている私を見た隣家のおばあさんが「上手だね、変な癖がつく前にピアノを習わせてあげたら」と勧めてくれたことがきっかけで、ピアノを始めました。

 小学生時代

低学年の頃は、早生まれのせいかのんびりしており、席は担任の先生の前でした。

話すのも遅く、理解するのにも時間がかかる子どもでしたが、優しい先生のもとでマイペースに過ごしました。

ピアノが大好きで、自由に弾いて音を楽しんでいました。

褒められると調子に乗ることもありました。

3年生になると体育会系の先生が担任となり、鍛えられた気がします。

ピアノの練習も楽しく、将来はピアノの先生になりたいと思っていました。音楽クラブに入り、毎日が楽しかったのですが、習っていたピアノの先生が出産で赤ちゃんとともに亡くなり、ショックと虚しさを感じたのを覚えています。

それ以降、ピアノの先生が頻繁に交代するようになり、不安な気持ちの中でピアノを弾いていました。

中学生時代

中学生になると、とても優しくておしゃれな先生が来て、落ち着きを取り戻しました。

宿題よりも好きな曲を勝手に練習する日々で、レッスンが楽しく、先生には色々と相談に乗ってもらいました。

否定されることなく、優しく楽しいレッスンが心の支えとなり、その先生との出会いが私の理想の先生像の基盤となっています。

合唱コンクールではピアノ伴奏を担当しましたが、本当は歌うことが好きで、伴奏ばかりするのが少し嫌でした。

 高校生時代

高校1年生のとき、両親が離婚しました。

ショックでしたが、その悲しみを家族や友人に隠しながら過ごしていました。

ピアノが私の癒しとなり、夢を諦めたくないという思いで母に短大進学をお願いしました。

ピアノの先生に「音楽の道に進みたい」と相談すると、より適切な先生を紹介され、厳しいレッスンの日々が始まりました。

何度もダメ出しを受けながらも、努力を続け、その経験が今の私を支えています。

大学時代

幼少期からの夢だったピアノの先生になるための道が見えてきましたが、しばらく目標を見失い、練習をさぼることもありました。

しかし、この経験から、常に目標を持つことの重要性を学びました。

また、同じ志を持つ友人たちと過ごす時間の楽しさを感じ、音楽だけでなく人間関係の大切さを学びました。

社会人時代

卒業後、楽器店への就職を断り、恋愛のため県外のカバンと靴の販売店に就職しました。

そこで様々な業種の方や経営者、海外の方と出会い、貴重な経験を積みました。恋愛が終わった後、地元に戻り、就職浪人を経て楽器店に再就職。

社長から「接客経験が生徒や保護者への対応に役立つ」と言われ、再び音楽指導の道に戻りました。

数年後、楽器店が倒産し、幼稚園や中学校で非常勤講師として働きながら、自宅でピアノ教室を開業しました。失恋や忙しさからうつ病や摂食障害を経験しましたが、通院を経て完治しました。

逆境と克服

この経験から、どんな逆境にも負けずに生き抜く力の大切さを実感しました。

この思いを、音楽を通じて生徒たちにも伝えていきたいと思っています。

 40代以降

自己成長を目指してアドラー心理学を学び、リトミックを学ぶために県外まで勉強に通いました。

新しい挑戦に取り組むことで人生がさらに楽しくなり、その姿勢を生徒にも伝え続けています。

生徒への情熱と指導実績

私は長年にわたり、多くの生徒たちに音楽の楽しさと深さを伝えてきました。

愛媛・徳島・香川の3県で活動し、これまでに300人以上の生徒を指導してきました。

その中には、音楽の道に進んだ生徒や、校内合唱コンクールの伴奏や学校行事のピアノ伴奏を任される生徒も多数います。

私は、生徒一人ひとりの個性とペースに合わせた柔軟なアプローチを大切にしており、その結果、多くの生徒が長くピアノを続け、音楽を一生の友としています